スポンサード リンク

車体全般

7000系から採用されていたオールステンレス車体が引き続き採用された。

10-1次車では、合理的な設計により軽量化を図ると同時に、コルゲーションを廃し見栄えを向上させた軽量ステンレス車両の試作車(軽量試作車)が2両導入された。コルゲーションを廃した替わりに裾絞りがつき、車体とホームとの隙間が広がったことから”くつずり”が出っ張っている。8000系に混結されたため非常に目立つ車両であった。

12-1次車では軽量ステンレス車両の量産車として8090系が登場した。既存車と混結しないことから腰板から上を車体内側に傾斜を付け、試作車に比べて車体とホームの隙間が縮小された。

8000系・8500系も12-3次車から軽量ステンレス車両(軽量車)とされた。コルゲーションは廃されていないため見た目はあまり変わらないが、肩部分のカーブが異なる。このため、12-3次車以降に製造された先頭車(8500系8631F以降)は前面の印象が異なる。

初期の軽量車(12-3次車と13次車)では絶縁処理の施された面積が狭くなったが、混結時の編成美に欠けることから14次車以降は広げられた。

種別・行先表示器

8000系

1990年以前

8000系の前面は当初、行先表示は手動式の行先表示器、種別表示は車掌台側のライトの上に急行板または快速板(通勤快速でも使用)を掛け、運行番号表示は現在と同じ位置に運行番号が書かれた札を吊るしていた。

1980年から1985年にかけて正面行先表示器の電動化が行われ、赤地に白文字の急行表示も入ったがスペースの都合から「急・渋谷」と略された。運行番号表示も1977年から手動式の表示器が設置された。

1990年以降

東横線

1992年8月から始まった東横線所属編成の室内更新工事では前面および側面の種別・行先表示器も更新の対象となり、1993年1月までに更新された最初の2本(8021F・8023F)は前面はローマ字併記・側面はローマ字なしのSPC-M式を用いた方向幕に更新された。

続いて1994年3月までに更新された3本(8011・8017F・8019F)はLEDとなり、前面はドットの荒いLED、側面はドットの細かいLEDが用いられた。前面はローマ字なしで、ドットが荒いことからフォントはゴシック体(渋谷)、側面はローマ字併記の明朝体である。ドットの荒いLEDを用いた前面については2001年3月の特急運転開始時に後に更新された編成と同様となった。

それ以降に更新された6本は前面、側面ともにドットの細かいLEDを用いたLEDに更新された。フォントは明朝体で、ローマ字は前面は無し(急行渋谷)、側面は併記である。

東横線所属編成の室内更新工事は1997年8月の8043Fまで11本行われたところで中断されたが、未更新で残った8本も1998年11月ごろから1999年7月ごろにかけてLED化された。

(2002~2003)視認性向上を目的としたゴシック体への変更が行われた。

2003年3月には8023Fの前面方向幕がLED化された。

2004年2月のみなとみらい線開通対応の際には「元町・中華街」などの行先の追加と同時に、各停表示の開始ならびにLED表示器については正面のローマ字併記化が行われた。

2005年7月には8039Fの仕様を登場当時の姿に近づけるべく赤帯撤去および急行灯の点灯可能化が行われ、正面のLEDについても方向幕化された。この方向幕は2005年3月に運用を離脱した8021Fの発生品である。

大井町線

大井町線所属編成は1998年7月から2000年7月にかけて車体更新工事が行われたが種別・行先表示器は存置された。未更新編成であってもLED化された東横線とは対照的である。

青帯(8637F)

2006年伊豆のなつ号(8614F)

東急8500系8614F 伊豆のなつ号

玉電開通100周年・新玉川線開通30周年記念列車(8615F)

東急8500系8615F 玉電開通100周年・新玉川線開通30周年記念列車

屋上

歩み板

1次車は当初非冷房だったためパンタグラフ部のみに設置されたが、のちの冷房化の際に屋根全体にわたってゲタ上の歩み板が設置されている。2次車は当初から冷房車または冷房準備車であるがパンタグラフ部のみに設置され追加設置も行われていない。

3次車から屋根全体にわたって歩み板が設置されたが、軽量車では肩部のカーブが変更されたためパンタグラフ部のみとなった。

非軽量車のうち車体更新および屋根改修が実施されていない車両は車体と歩み板の間の段差が埋まっている。

屋根布押さえ

12-3次車以前は屋根布で絶縁しており屋根布押さえを有していたが、13次車以降は絶縁塗料となったため屋根布押さえがなくなった。

冷房装置

キセ

軽量量産車から側面にくぼみがつき、18次車からの編成車と21次車の組み込み車は大形化された。2005年1月には8637F・8642Fの一部冷房装置がステンレス製のRPU-4018形(12500kcal/h)に交換された。

本体

本体にもバリエーションがある模様。

側引戸窓押さえ

側面見付け

8090系・8590系は17-1次車以降、吹き寄せのダルフィニッシュ(なし地)仕上げの範囲が上に広がった。

床下

台車

参考文献

書籍・雑誌
  • 東京急行8000系グループ形態解析1~4
  • 東京急行電鉄 『新玉川線建設史』 東京急行電鉄、1980年
Webサイト
スポンサード リンク
スポンサード リンク